8月29日(土)NBC別館で第1回長崎県囲碁団体戦(5人制)は、県内外から74チーム(Aパート5人の段位合計が25段以上32チーム、Bパート同15段以上、Cパート5段以上32チーム)が参加して行われました。この大会には菊池康郎氏が東京から参加されました。菊池康郎氏は囲碁界ではとても有名な方の1人ですので、詳しくは紹介しませんが、全日本囲碁協会会長として来崎され、囲碁を学校の正課にする10万人署名運動の取り組みで、長崎県は人口比例では最も署名が集まった旨の話をなさいました。(佐藤も賛同会員になりました。)
この大会には、本団体の小学生選抜チーム(5年生1人、4年生2人、2年生2人)のほかは、今村、松田ファミリー(高校生2人と中学生3人)の2チームだけだったのは残念ですが、大人主体のチームに子ども1名が参加したチームが少しありました。最年少チームは当団体の小学生選抜チームで、成績の方はCパートで惜しくも1勝3敗でした。西日本新聞社の方が2年生2人に取材されたので、新聞記事が楽しみです。
小学生選抜チームが最初に対戦したのは、「三和囲碁クラブ」の方々で年齢的にはお爺さんと孫の様、お爺さん達から何年生か?どこで習っているか?などの質問があって対局開始、結果は、お爺さんチームの3勝2敗。そのうちの1勝は半目勝ちだったので、ほとんど互角でした。その後、2回戦から4回戦まで同様な年齢格差と同様な質問がありました。 、対局前に優勝候補(長崎県の女性の大会での優勝経験者2人)と思っていた「なでしこ」には3勝2敗で勝ちました。なお、子どもが勝った方は、子どもと同じペースで打ち進めた方ですが、中には子どもの何倍も時間を使う方もいたので、そのような状況がある場合は、Cパートであっても対局時計が必要だと感じました。
最後に、大人と子どもが対局する場合、こどもの力がどののくらいか?その様子を見に来られる方がいます。このたびも同様で、孫にも囲碁を習って欲しいと思う方々から、当団体への質問が少なからずありました。こどもの囲碁大会は年間10程度ありますが、教育委員会関係者は事前に案内しても誰一人来たことがありません。また、囲碁関係者の場合は、優れた棋力を持つ子ども以外には関心がなく、第一線の囲碁指導者以外、大会会場に来る方がいないのが残念です。