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TOTOカップジュニア囲碁国際大会に行ってきました。

北九州市開催の「TOTOカップジュニア囲碁国際大会」に行ってきました。3歳から18歳までが参加できる大会で、福岡県と下関市からは参加自由で、その他の九州各県、沖縄県は予選会で選ばれた各クラス2人計10人(8県合計80人)が招待選手として参加します。海外は中国の北京(15人)、上海(15人)、広州(10人)、大連(10人)、厦門(5人)、中華台北の台北(15人)、合計70人が招待されます。

当日の各クラスの参加者は次の通りでした。無差別クラス参加者37人(外国14人)、Aクラス(初段~五段)参加者44人(外国14人)、Bクラス(1級~5級)参加者36人(外国14人)、Cクラス(6級~10級)参加者41人(外国13人)、Dクラス(11級~20級)参加者49人(外国14人)。しかし、少年・少女囲碁名人戦が翌日から東京で開催されるので、この大会の参加を諦めたこども達が少なからずいたようです。(長崎県の場合は2人)私が開催日程を決める場合は、囲碁関係のみならず多くの情報を集めてより多くの参加者を得るように配慮します。各県のトップクラスが参加できない状況になったことは海外のみならず国内の参加者にも失礼なことです。

長崎県から参加した10人の中では無差別に参加した今村大吾君が3勝賞を獲得。(4戦全勝2人)。当団体からは小岱  証君(無差別)、川添 舜一郎君、江頭 弘祐君(Bクラス)、鳥居 大誠君(Dクラス)が出場しました。

最後にこどもが参加する場合、親や兄弟、姉妹も同行する場合があります。普段から囲碁を学んでいる兄弟、姉妹は大会会場で何もすることがないので、福岡県と下関市のこども達と同様に交通費は不要なので、次年度から大会参加ができるよう検討して欲しい旨大会事務局に要望しました。

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囲碁は文部科学省の「土曜日の教育活動プロジェクト」にも採用されている。

文部科学省が推進する「土曜日の教育活動プロジェクト」、企業や団体が用意した7つの教室の中に囲碁も組み込まれた。また、教育機関で囲碁を教育に取り入れたのは東京大学が最初だと思うが、現在は大学のみならず、高校、中学でも取り入れているところがあるが、品川区の区立小中一貫校日野学園では、土曜学習囲碁フェスタ~子供の学びを皆で支えよう!が行われたことが、『囲碁未来』7月号に掲載されていたので、その写真を紹介します。

長崎県の公立小学校でも「ふれあい囲碁ネットワーク」の教材を活用した取組があるようですが、少子化や囲碁指導者の高齢化などの影響により囲碁を学ぶ子供の数は減少傾向にあります。小学校、学童、幼稚園などで囲碁を紹介できる機会があれば興味・関心をもつ子供が増えることが期待できます。

なお、九州管内のこどもへの囲碁普及活動は、「NPO法人熊本こども囲碁普及会」が学童12カ所で行うモデル事業、福岡県が行う「県知事杯争奪戦」などがあります。

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