当団体の生徒は小学生が中心ですが、未就学児の弟や妹も一緒に教室に来るので「石とりゲーム」から教えています。5歳(年中)であれば、10分もあればできるようになり、早いこどもの場合は、陣地をとることも理解してくれます。次のステップは石のとりかたです。これは様々な手法がありますが、結構早く理解するので、5回ほどの参加があれば簡単な死活も教えます。これもすぐ理解できるようになり、早ければ小学1年生で初段格になるこどもがいます。(毎年東京で開催される幼稚園児の大会には有段者が多数おり、五段格まで参加した実績があります。)囲碁のルールは簡単なのですが、教えてもらったことがない大人(親)が難しいと思い自分のこどもも分からないと思ってしまうようです。私の場合、将棋は小学生の時、友達同士でルールを教えあい時々対局していました。そして職場でも昼休みに対局していました。職場では囲碁の対局者が圧倒的に多く終局までを何度も見ましたが、ルールなどを教えてくれる者はなく、その当時は囲碁は難しいゲームだと思いました。