理事長の奥薗氏によれば、10年間で交流大会など囲碁大会を70回開催しているとのことです。当法人はホームページの維持管理のみならず、『囲碁便り』も93号を発刊しており、他に例がない素晴らしい団体です。このたび記念事業には熊本出身の久保秀夫七段と鶴山淳志八段、鶴山八段と共にNHKの囲碁講座を担当している安田明夏初段が参加され次の取り組みが行われました。 ★子ども囲碁交流大会 9:00~11:30 安田初段によれば100名程の参加があったそうです。★公開対局13:00~14:30 長崎の囲碁大会に参加経験がある宮本将吾君(肥後本因坊)が久保七段に2子で挑戦。大盤解説は鶴山八段と安田初段が担当されました。(観戦者は300名程)対局の結果は宮本君の持ち時間が少なくなったこともあり打掛け扱いになりました。★プロ棋士による指導碁15:00~16:30 抽選により選ばれた子どもと大人15名が5面打ちで指導を受けました。 ★記念祝賀会18:00~宮本君など子ども達を含め120名程の参加がありました。 私は3棋士のほか熊本の囲碁関係者と懇談し、この事業に参加して満足しました。熊本の取り組みが素晴らしいことは分かっていましたが、囲碁普及活動を支える法人の体制も将来を見据えて若返りできていることが羨ましく思いました。